2012年05月05日

海南神社面神楽 鵜葺草(うがや)(6)


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魔物に矢を放つ、火遠理命。

しかし矢は「返し矢」となって逆に己の胸に刺さり・・。

海南神社面神楽 鵜葺草(うがや)(7)


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子供は無事に生まれ、「もどき」がおぶって終演となった。

この子供が日向朝廷第三第天津日高日子波限建鵜葺草不合尊(あまつひだかひこなぎたけうがやふきあえずのみこと)となる。

2011年11月26日

海南神社面神楽 湯立て


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海南神社面神楽 湯立て

竈(かまど)の神、荒神様が里人に悪さをする邪神 、山の神を退治する物語。

ある時荒神様は、里人を大勢集められ、近々山の神が里に下りて来るので大釜に水を張り竈に火を点じ湯を沸かす様指示する。

山の神が里に現れ湯沸しの湯を視ていぶかり、里人を呼び尋ねようとする。里人は山の神を怖がって近づかないが、やがて里長が意を決して側に寄った。山の神、「あれは何か」。里長「あれは山の神を懲らしめる為のもの」。山の神は驚き、何度となく里長に荒神様との間を行き来してもらい、執り成しを請うが許されず、怒りだした山の神は竈を壊しにかかった。

様子を視ていた荒神様は、竈の前に立ち御幣を振り、静かに湯を掻き回し手を入れて頷き、山の神に向かい「熱くないのでお前も入れてみろ」。云うことを聴かないが山の神は、とうとう里人に退治されてしまう。

posted by bonso at 18:27 | Comment(0) | 海南神社面神楽 神奈川

海南神社面神楽 鵜葺草(うがや)


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海南神社面神楽 鵜葺草(うがや)

鵜葺草とは、鵜の羽で葺(ふ)いた産殿(うぶや)の事。

天孫瓊々杵尊(てんそんににぎのみこと)の子、火遠理命(ほおりのみこと)と海神天綿津見神(おおわたつみのかみ)の娘、豊玉比女(とよたまひめ)との祝言から物語は始まる。下女の「おかめ」と下男の「もどき」が部屋を掃除し、いよいよ祝言の場。火遠理命と豊玉比女が現れ杯事を行う。豊玉比女祝いの舞の最中に、にわかに産気づき産殿に入る。この時、決して産殿を覗かぬよう夫の尊に云うが、尊はこの約束を破り産殿を覗いてしまった。その為魔物が現れ、尊は魔物に矢を放つも、自分で射た矢が逆に己の胸に刺さり亡くなってしまう。これを「返し矢」という。

子供の方は無事に生まれ、「もどき」がおぶって引っ込みとなる。

日向朝廷第三第天津日高日子波限建鵜葺草不合尊(あまつひだかひこなぎたけうがやふきあえずのみこと)となる。

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海南神社面神楽 岩戸開き


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海南神社面神楽 岩戸開き

大神が岩戸に隠れた為、世の中がまっ暗になり、困った八百萬(やおよろず)の神々は天の安河に集まり相談の結果、岩戸の前で常世の長鳴鳥(ながなきとり)を鳴かせ儀式を行った。

最初に神楽の舞台に出られ道案内にたつのは、高天原一の知恵の神、思兼命(おもいかねのみこと)であるが、海南神社面神楽では猿田彦命(さるたひこのみこと)になっている。
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海南神社面神楽 醜面(しこめん)


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海南神社面神楽 醜面(しこめん)

初めて海南神社面神楽に触れた、この時の写真はまだネガで撮影しています。あれから二度、面神楽に足を運びましたが、この「醜面」の上演には当たっていません。もう一度じっくり撮影してみたい演目です。

醜面

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海南神社面神楽 醜面(しこめん)


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海南神社面神楽 醜面(しこめん)

踊りながら面を変えることから、変わし(かわし)面ともいう。この踊りの本当の題名はみにくいおんなと書く醜女(しこめ)、又はみにくいおもてと書く醜面(しこめん)のどちらかと思われる。

これは昔、三崎の地が貧しい漁師町の為、先祖に当たる人々は読み書きも充分に習っておらず、故に「字」の持つ意味が理解できず生じたもの。

鏡が非常に高価な物であった時代、一人の公家が立派な鏡を持っていた。ある時、是非鏡を見せて欲しいと若い女が訪ねてきた。公家が断ると、女は手練手管を用いて自分のものにしようとするが、公家が動ぜぬ為女は怒り出し、力ずくで鏡を奪い取る。

自分の姿がどれほどに美しいかと女が鏡を覗いたところ、そこには欲望の為心根にも況して鬼女に変じてしまった自分の姿があった。
(海南神社面神楽番組表より抜粋)


番組表の解説から、過ぎし昔の習俗が偲ばれます。海南神社面神楽以外の、他の場所でのお神楽にはこの演目は存在するのでしょうか?

醜面

posted by bonso at 18:21 | Comment(0) | 海南神社面神楽 神奈川